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    大学は京都にありますが、大津市にある某研究センターで卒業研究するべくRitsに混じって草津に住んでます。



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臨海実習Ⅱレポ②

3.29(Thu)

たぶん、この日の朝だったハズ。
5時半頃、布団の中の足裏に何やら冷たい感触が……
一瞬で目を覚まして布団をめくると案の定いました。

nihonhiki.jpg
E頭のヒキガエルが!!

この写真は後で写したものやけど(寝起きでいきなりカメラ探すほどアレじゃない)、その時のコイツはご丁寧なことにも突っ込まれてたビニール袋を足のイボ(穴を掘るときに使うらしい)で破り出た、生のお姿。

ったく。だからコレクターは。

この日は助手のYさん担当で、みなべの漁港にて漁クズ(イセエビの刺し網についてくるゴミ)を採集。
漁港は実験所の公用車で30分くらい北上したところ。
漁クズの中には色んなベントスが紛れてて好きな人には宝の山。
「いそこじき」ってのは、そういう漁港やらの海辺で落ちてる生物拾う採集者(人間)をさして言うようになったんだとか。そういう名前の貝採集のサークルも有名やけど、起源にそういう人物がいたらしい。

ただこの手法には難点があって、実習の予定日にちょうど漁に出た日かどうか分からないってこと。古い漁クズは干からびてたり、腐ってたりであんまりいいのない。
前回のマコリン実習のときも漁に出てない日で、今回も波荒れてたらしく、ほとんど出てる船が無かった。
明日は行くとか言ってたけど。
正直なところ明日のK保田先生の実習とかどうでもいいから(ry

今回やたら多かったのはコレ。モクズショイっていう海藻やら海綿を体中にひっつけて擬態してるカニ。
mozukushoi.jpg

ちなみに身ぐるみ剥がすとこうなる。
mozukushoi2.jpg


いいものは漁師さんが水族館とかに売る場合もあって、こうやって活かしてある。ここはウミシダが多かった。
for-sale.jpg


今回は前回と同じような感じであんまりいいの無かったから写真もあんまり。とりあえず海浜植物のハマダイコンが咲いてたので。
hamadaikon.jpg

途中、日本ナショナルトラスト発祥の地「天神崎」に軽く寄り道しつつ、昼飯の時間には実験所にもどる。
午後は拾ってきたもんの観察。

今回一番熱かったのがS田氏が見つけたコレ。

Synalpheus.jpg
ツノテッポウエビ属の1種、おそらくはトゲトサカテッポウエビ。
こういうトサカ類にくっついてた。
tosaka.jpg

体長1cmくらいで、どうやら1個体のトサカに雌雄ペア1組がついてるみたい。
先っぽの枝分かれしてる部分の根元部分に隠れている。
体色はそこに合わせた隠蔽色。

ちなみにE頭氏が海藻の中から見つけた別のテッポウエビはこんな色。
pistol-shrimp.jpg

他の人が採ってきたトサカを片っ端から調べていくと、ほとんど全てのトサカにコイツらついてた。
トサカも千切れた一部だったりするものが多くて、雌雄活きてるのが見つかったのは最初のS田氏のやつのみ。

別個体、卵つき。
ps2.jpg
上のトサカがついてたトサカで、色が違う。
つまりは、トサカによって種特異的に別種のテッポウエビが付いてるらしい。
テッポウエビの分類はかなり勉強しないと無理。

しかし、トサカの中をピンセットで掻き分けてコイツら探すの結構楽しい。
行動・生態的にも、テッポウエビ科の研究は最近ので面白いの多いし、なかなかいいよコレ。

この日の夜、昨日までやってた分子系統解析の結果が出てたんやけど、昨日の時点でまともにPCRに至ってるサンプルがほとんど無くて、いい加減だと分かってる塩基配列を平均距離法で計算して分子系統樹作成。
まあ現在の学説に対する大胆な挑発みたいな、ダメダメな結果しか出なかった。
F見さん、ちょっと適当すぎたんでは…

この日の晩酌にはM崎先生再登場。
残りの焼酎、ビールが全て消費されてしまう。

まとめて書くと逆に執筆ペースが上がらないので今回は1日分のみ。
③に続く。
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この記事に対するコメント

寄生性のテッポウエビは奇主によって色彩変異が多いので、色が違うから別種とは言えないっぽい。全部トゲトサカテッポウエビで良さそう。
・・・少なくとも、現在の分類では。
【2007/05/14 11:26】 URL | S田 #-[ 編集]

じゃあ本当のところ調べといて。
【2007/06/12 22:12】 URL | て #s5RVRKAk[ 編集]


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